インターバルタイマー:ひとりでに進むプログラム
インターバルトレーニングのプログラムの作り方と実行方法。運動と休憩のステップ、ラウンド数、画面に触れずに進める方法、保存される記録の中身を解説します。
インターバルトレーニングを定義するのはその構造です。決まった運動、決まった回復、それを決まった回数繰り返す。構造そのものがトレーニング刺激であり、ほかの数字がすべて同じでも休憩時間を変えればトレーニングは別物になります。つまり時間の管理はセッションに付随する事務作業ではなく、セッションそのものなのです。
問題は、実行しながら読み取ることができない点です。きついインターバルの40秒目に、いつ止めるかを計算できる人はいません。このガイドでは、ひとりでに進むプログラムの作り方を説明します。そうすれば、トレーニング中にやるべきことはトレーニングだけになります。
カウントダウンだけでは足りない理由
カウントダウンタイマーが扱えるのは1つのインターバルです。トレーニングは連続したステップであり、この2つの差こそ、即席の時間管理がことごとく破綻する場所です。
ステップごとにカウントダウンをリセットすると、切り替えのたびに計測されない間が生まれます。スマートフォンに手を伸ばし、ボタンを探し、再スタートするまでの数秒です。12ステップも進むと、40秒の休憩はいつの間にか55秒になり、トレーニングを決めていた比率は消えています。計画したセッションではなく、もっと楽なセッションをこなしたことになるのです。
プログラムなら切り替えの手間が完全になくなります。ステップが自動でつながるので、最終ラウンドでも最初のラウンドと同じ時間で進みます。疲れてボタン操作も含めて何もかも遅くなる、まさにそのときにです。
プログラムを書く
プログラムは種目のリストで、フォームでは種目ごとに1行を使います。名前、フェーズ、時・分・秒で指定する時間、そして必要なら写真です。シンプルな2ステップなら次のように入力します。
スクワット · 運動 · 00時間 00分 45秒
休憩 · 休憩 · 00時間 00分 30秒
名前はステップの実行中に画面に表示されるので、運動の最中にちらっと見上げる人に向けて、短くはっきり書きましょう。フェーズはリストから選ぶラベルで、通常は「運動」か「休憩」です。1つの種目は最短5秒です。
合計時間は入力に合わせて表示され、キーを押すたびに再計算されます。これは1ラウンドの長さで、ラウンド数を掛けるとセッション全体の長さになります。合計を手作業で管理する必要はありません。
写真はプログラム全体にも各種目にも任意で付けられます。名前から姿勢が分からない動きには特に役立ちます。運動中に文章を読むより、一目で分かる画像のほうが早く伝わるからです。
休憩はすき間ではなくステップ
初めてのプログラムでいちばん多い間違いは、種目だけを並べることです。休憩もそれ自体のステップとして書く必要があります。タイマーは渡された内容をそのとおりに実行し、その間には何も挟まないからです。
これは不便ではなく利点で、理由を理解しておく価値があります。休憩を明示的に書くと、その長さを決めざるを得ません。そしてその決定こそが、どんな種類のトレーニングかを決めます。同じ8種目でも、休憩15秒と60秒では同じトレーニングの2つの版ではなく、それぞれ持久系のコンディショニングと筋力トレーニングになります。
回復が守られるという意味もあります。自分で覚えておかなければならない休憩は、セッションがきつくなるほど短くなっていきます。いちばん必要なときにです。
ラウンドと、プログラムが長くなる仕組み
プログラムは設定したラウンド数だけ繰り返されるので、書くリストはセッション全体ではなく1周分のサーキットです。8ステップを4ラウンドなら、書いた8行から32ステップを実行することになります。
最初に試す前に計算しておきましょう。多くの人が見落とします。40秒の種目6つに20秒の休憩を挟むサーキットは6分で、5ラウンドなら30分のセッションです。画面上の短い6行から受ける印象とはまったく違います。
まず短いバージョンを作って一度試しましょう。入力時にはちょうどよく見えたプログラムが3ラウンド目で過酷だと分かるのはよくあることで、2ラウンドの試しでそれに気づけば、失うのは5分で済みます。
手を使わずに進める
一度スタートすると、プログラムは自動で進みます。各ステップが合図とともに始まり、カウントダウンし、次のステップに引き継ぎます。種目の合間に押すものは何もありません。それが肝心な点で、セット中に触らなければならないタイマーは、そのセットを変えてしまいます。
機器の準備は途中ではなく始める前に済ませましょう。床から見える位置に画面を置き、音量を上げ、長いセッションなら充電ケーブルをつなぎます。2ラウンド目の途中で画面が消えてもプログラムは止まりませんが、今どこにいるか分からなくなります。暗くなったスマートフォンをのぞき込むほど、サーキットのリズムを崩すものはありません。
タブは前面に出しておきましょう。ブラウザーは非表示のタブを抑制します。経過時間は正確なままでも、ページがほかのものの後ろに隠れていると、ステップ切り替えの音が遅れることがあります。トレーニングでは、切り替わった後にそれを知ることになります。
保存されるセッションの中身
終了したセッションには、使ったプログラム、合計時間、完了した種目の数、追加したメモが記録されます。完了したステップは正直に記録しましょう。3ラウンドで切り上げたセッションはその日についての有益なデータですが、5ラウンドやったと主張する記録はそうではありません。
カロリーの数値も保存されますが、これは信用するより注意して扱うべきものです。自分で入力しなければ、セッション1分あたり約8キロカロリーとして見積もられます。体重も、どれだけ追い込んだかも、そのステップがバーピーだったかプランクだったかも考慮しない一般的な平均値です。自分のセッション同士を比べるおおまかな指標として使い、測定値とはみなさないでください。心拍計からより正確な数値が得られるなら、そちらを入力しましょう。
ストップウォッチやカウントダウンと違い、トレーニングツールにはアカウントが必要です。プログラムは一度作って繰り返し使うもので、単発の計測ではないからです。だからこそ丁寧に作る価値があります。よいプログラムは50回使われます。
運動ではなく作業のブロックには、同じ形で初期値の異なるポモドーロタイマーが、レシピの手順にはキッチンタイマーが向いています。
よくある質問
プログラムはどうやって書きますか?
インターバルタイマーのページのフォームで、種目ごとに1行ずつ入力します。名前、フェーズ(運動、休憩など)、時・分・秒で入力する時間です。ラウンドの合計は入力に合わせて加算されます。最短時間は5秒で、各種目に写真を添付できます。
休憩も書く必要がありますか?
はい。休憩もほかと同じステップで、タイマーはリストにあるものだけを実行します。明示的に書くことで回復時間を決めることになり、その数字がセッションの実際のトレーニングの種類を決めます。
タバタ式トレーニングはできますか?
できます。運動20秒と休憩10秒の2行を書き、8ラウンドに設定します。決まったサーキットを繰り返すインターバル構成なら、どれも同じように書けます。
カロリーの見積もりはどのくらい正確ですか?
測定値ではありません。自分の数値を入力しない場合は1分あたり約8キロカロリーと仮定し、体重、運動強度、種目は考慮しません。自分のセッションの比較に使うか、心拍計のより正確な数値を入力してください。
アカウントは必要ですか?
トレーニングツールには必要です。プログラムは一度作って繰り返し使うので、恒久的な保存場所が要ります。ストップウォッチ、カウントダウン、複数タイマー、チェスクロック、呼吸、ポモドーロはアカウントなしで使えます。