本文へ移動
Smart Stopwatch
JA

読書タイマー:ページ数を計画に使える数字に変える

読書時間を役立つ形で計る方法。本棚を作り、ページと章を記録し、本当の読書ペースを求め、本を読み終えた後も役立つメモを残すコツを解説します。

約7分で読めます 1488 語

読書記録を開く →

自分がどれくらいの速さで読むのか、ほとんどの人は知りません。尋ねれば、本が長く感じたかどうかから推測した答えが返ってきます。それは時間の量ではなく、どれだけ楽しんだかで決まるものです。「週末までに読み終える」がいつも外れ、500ページの本が1年も読みかけのままになるのはそのためです。

読書タイマーは推測を計測に置き換えます。このガイドでは Smart Stopwatch の読書ツールについて、本棚の管理、ページと章を含むセッションの記録、本当に計画に使える読書ペースの求め方、そして本より長く役立つメモの取り方を説明します。

読書時間を計る本当の目的

速く読むためでは決してありません。速読の効果の多くは検証すると消えてしまいますし、難しい本を速く読むのはたいてい雑に読むことにすぎません。この数字が役立つ理由は別にあります。読書を計画できるものにしてくれるのです。

この種の本を1時間に約40ページ読むと分かれば、400ページの小説は10時間です。気の重い存在だった本が、毎晩40分を2週間というスケジュールに変わります。スケジュールなら守れます。途中で放り出される本の多くは、興味がなくなったからではなく、計画がなかったからです。

もう1つの使い道は、居心地は悪いものの、より価値があります。そもそも本当に読んでいるのかが分かるのです。人は自分の読書量を一貫して多めに見積もります。日付入りのセッションの一覧は、楽観的な印象を反論の余地なく正してくれます。

本棚を準備する

本はタイトル、著者、総ページ数を入力して追加します。読み始めているなら、読んだページ数と現在の章も入れられます。総ページ数は最も重要なのに最も省かれがちな項目です。これがないと、システムはページを数えられても進み具合は分からず、全体のうち何ページ読んだかを示せません。

本棚には本ごとに「読んだページ数/総ページ数」が表示され、保存した各セッションのページ数がこのカウンターに加算されます。総ページ数を超えることはなく、最後まで達すると本は読了として表示されます。

数字は本文の最後のページ番号から取りましょう。裏表紙や通販サイトの表記は、索引、注、謝辞まで含んでいることが多いからです。分厚いノンフィクションでは差が80ページになることもあり、見通しがすっかり狂ってしまいます。

セッションを記録する

ページにはストップウォッチがあり、開始、一時停止、停止、リセットのボタンが付いています。保存すると、読んだ時間、読んだページ数、到達した章、任意の短いメモがセッションとして記録されます。すべて入力しておく価値があります。それぞれが後で別の問いに答えてくれるからです。

  • 時間は元になるデータで、どれだけの時間をこれに使ったかを示します。
  • ページ数は時間と組み合わせるとペースになり、計画に使える唯一の数字です。
  • 章は、2週間読まずにいて、どこでやめたか思い出せないときに必要になります。

タイマーは座ったときではなく、読み始めたときに開始しましょう。本を探し、お茶をいれ、落ち着くまでの10分は確かにかかった時間ですが、それを読書として数えると知らないうちにペースが狂います。そしてペースこそ、あなたが求めている数字です。

同じように、読むのをやめたら止めましょう。スマートフォンを見ていた20分を含む読書時間は読書時間ではありません。そうでない記録を信じると、実際には出せない速さで計画を立てることになります。

読書ペースと、その本当の意味

ツールがペースを計算してくれるわけではありませんが、各セッションにはペースを構成する2つの値が保存されているので、割り算をするだけです。45分で30ページなら、1時間に40ページです。まず気づくのは、その変動の大きさでしょう。軽い小説なら1時間に60ページ、内容の詰まった専門書なら15ページということもあります。同じ読み手が同じ気分で読んでも、4分の1の速さです。

だからこそ、本棚全体の平均はほとんど役に立たず、使うべきは本ごとの数字です。スリラー小説で得た速さで哲学書の計画を立てると、3週目で本を放り出す原因になる、楽観的すぎるスケジュールができあがります。

1冊の本の中では、ペースはたいていずっと安定しています。それが見通しを立てられる理由です。2〜3回のセッションを終えれば、残りにかかる時間の見積もりは予定を組むのに十分な精度になり、感覚よりはるかに信頼できます。

本の途中でペースが急に落ちたら、無理に押し切るより、その変化に注目しましょう。たいていは内容が実際に難しくなったということで、賢明な対応は意気込みを強めることではなく、セッションを短くすることです。

メモと、それをここに残す理由

各セッションの短いメモとは別に、本に結びつけた長めのメモも保存できます。ほかのアプリではなくここに残す理由は、後で見つけられることです。汎用のメモアプリに書いたメモは、どの本から得たものか思い出せず、二度と見つかりません。本に結びついていれば、探し出せます。

本の内容を忘れた未来の自分に向けて書きましょう。「インセンティブについて面白い指摘」は半年後には役に立ちません。「規則を守らせるにはルールよりインセンティブが効くと主張、第4章、第2章と矛盾」なら5年後でも役立ちます。メモ単独で意味が通じるだけの文脈を入れておきましょう。

書くのに最適なタイミングは、セッションの途中ではなく終わりです。段落の途中で手を止めて入力すると、読書の目的である没入が途切れます。最後に書いた2行の要約のほうが、中断して書いた3つの断片より多くを捉えられるものです。

読書習慣に組み込む

読書ツールにはアカウントが必要です。本棚とメモは残り続けなければ意味がないからです。6週間かけて読む本の記録が1回の訪問で消えてしまっては役に立ちません。

2つの習慣が差を生みます。「時間があるとき」ではなく、1日の決まった時間に読むこと。時間があるときなど来ないからです。そして、計測したペースを使って、正直に守れるセッションの長さを決めること。1時間に40ページ読む人が毎晩1時間を予定するのは、夜が丸ごと空いている人向けの計画で、5晩のうち3晩は守れないでしょう。

休憩を強制する区切られたブロックが欲しいなら(娯楽より勉強のための読書に向いています)、ポモドーロタイマーとの組み合わせが便利です。何も記録せず決まった時刻まで読みたいだけなら、カウントダウンタイマーで十分です。

よくある質問

速く読めるようになりますか?

いいえ、それが目的ではありません。読書を計画できるようにするためのものです。本当のペースが分かれば400ページの本が何晩分かに変わり、それこそが本を最後まで読み切る力になります。

ツールは読書スピードを計算してくれますか?

直接は計算しません。各セッションに時間と読んだページ数が保存されるので、ページ数を時間で割るだけでペースが出ます。本棚全体の平均ではなく、本ごとに計算しましょう。

ページ番号のない電子書籍はどうすればいいですか?

リーダーの位置やパーセント表示を一貫して使うか、章で記録してください。大切なのは本の最初から最後まで単位を変えないことです。単位が変わるとペースに意味がなくなります。

落ち着くまでの時間も含めるべきですか?

いいえ。読み始めたらタイマーを開始し、やめたら止めましょう。お茶の準備やスマートフォンを見る時間を数えるとセッションが長くなり、ペースが下がって、実際には出せない速さで計画を立てることになります。

アカウントは必要ですか?

必要です。本棚、セッション、メモは何週間も残ってこそ意味があるため、読書ツールはアカウント専用です。ストップウォッチ、カウントダウン、複数タイマー、チェスクロック、呼吸、ポモドーロはアカウントなしで使えます。